成熟ではなく成長が幸せになる

社会と経済から見た副業

2010年07月26日 01:38成熟ではなく成長が幸せになる

金曜の「朝まで生テレビ」は「若者不幸社会」がテーマでした。「若者は今の高齢者より不幸である。就職もできず、給料は上がらず、年金も少ない。自殺率は高く・・・」といったくだりですが、ディスカッションとしてかみ合っていませんでした。

テーマに沿った知識を持ち合わせている人が3~4人しかいない感じです。最初に「不幸とは?」と問いから始まりましたが、幸せの定義があいまいであり、数値化もできていないので、どの方向に持っていくことが目的であるかあやふやでした。


そういう意味では「不幸になる生き方」という書籍を出したばかりの勝間和代さんは説得力がある発言が目立ちました。

個人的には「幸福」とは「成長している、成長できそう」に尽きると思っています。「不幸」とは「成長できない、成長できそうにもない」です。

例えば、給料がドンドン減っていく、GDPも右肩下がり、経済は停滞するどころか衰退していれば、成長していないので不幸に感じます。

一方で2010年度の中国のGDPはまだ発表前ですが、日本を抜かしています。でも、1人あたりのGDPはまだまだ日本のほうが上です。それでも中国人のほうが日本人よりも「幸せそう」だと感じます。おそらく中国人も「幸せ」を実感しています。

それらは成長しているからです。過去よりも現在が豊かであり、未来はもっと成長できると信じているから幸せです。過去よりも現在は貧しく、未来に希望が持てないと考えていれば不幸です。

赤ちゃんがずっと赤ちゃんだったらつまらないです。子供の成長が楽しみであり、子供も自分が成長するから楽しいです。学生は成績が伸びるから勉強が面白く、社会人は努力が給料に反映されるから充実します。高齢者が習い事を始めるのも自分の成長が嬉しいからです。

スノボーもゴルフも上達するからハマります。だから、「幸せ=成長」論は正しい気がします。ビールを飲んで「幸せ」を感じるのは、成長のご褒美だからこそです。不幸にもかかわらずアルコールを含んでも、成長してテンションが上がる状態を疑似体験できるだけかもしれません。

国民が税金の再配分で各種手当てを貰っても、個々の世帯所得が増えない限り、成長を実感しないので不満は蓄積されていくでしょう。単に予算をバラまくのではなく、「何をして日本を成長させるのか?」という成長戦略が気になります。



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