私の株式会社の社員は私1人のため、個人税と法人税の両方を納めている感覚があります。個人税のみよりも法人税と分割したほうが、節税できるので問題はないのですが、とにかく納める税金の種類が多くて、慣れないうちは戸惑います。
日本では法人税を払うにも、私のケースでは分倍河原駅にある税務署で国税、府中にあると税事務所で都税、調布駅にある市役所で市税を納めます。全ての申告書に会社名、住所、電話番号、納税額なども記入します。
納税も含め、書類作成の事務手続きは面倒です。扶養控除申告書の回収、源泉徴収票交付と提出、固定資産税の償却資産に関する申告、給与支払報告書と総括表の提出など、年間20件近くの書類を期日通りに提出します。非常に非効率です。
一方、北欧の国々では、あらゆるシステムの電子化が進み、生まれたときからIDが付与されています。全ての手続きがIDカード1枚で、一元管理されるので、納税を含めた支払いなどは、自動的に計算されて、1分もかからずに終わります。
また、個人税と法人税を支払う経営者、法人化をしたい個人事業主、もしくは会社が納税を代行するがゆえに、納税意識が薄くなりがちなサラリーマンは、下記の表でいかに日本政府にお金を吸い取られているかが、再認識できるかもしれません。
| 納税項目 | 期限 | 分類 |
|---|---|---|
| 源泉所得税の半年分 | 1月20日 | 中小法人 |
| 確定申告と所得税 | 3月15日 | 個人 |
| 法人税の中間納付 | 決算月の8ヶ月後 | 法人 |
| 法人事業税の中間納付 | 決算月の8ヶ月後 | 法人 |
| 法人地方税の中間納付 | 決算月の8ヶ月後 | 法人 |
| 消費税の中間納付 | 決算月の8ヶ月後 | 法人 |
| 副収入の個人住民税 | 6月30日より3ヶ月おき | 個人 |
| 個人住民税 | 7月10日より1ヶ月おき | 個人 |
| 源泉所得税の半年分 | 7月10日 | 中小法人 |
| 法人税 | 決算月の2ヶ月後 | 法人 |
| 法人事業税 | 決算月の2ヶ月後 | 法人 |
| 法人地方税 | 決算月の2ヶ月後 | 法人 |
| 消費税 | 決算月の2ヶ月後 | 法人 |
| 国民年金 | 毎月 | 個人 |
| 国民健康保険 | 毎月 | 個人 |
| 雇用保険 | 毎月 | 個人 |
国民年金、国民健康保険、雇用保険などの社会保険が含まれているのは、名前を変えただけの税金だからです。所得税で福祉や介護に予算を使いつつも、年金でハコモノ作ったりしています。まるで税金と変わらず、変わってしまうのは納税者の意識だけです。
さらに自動車税、固定資産税、都市計画税、償却資産税を、個人や法人で支払います。消費税、酒税、ガソリン税などの間接納税も合わせれば、サラリーマンは稼いだ金額の40~50%を国に謙譲しているくらいです。
それでも足りないので今は国債でまかなっていますが、10年もすれば借りることは難しくなり、今度は逆に返済をしなければいけません。「日本はまだまだ大丈夫」などと言う専門家もいますが、国内収支が赤字続きで楽観視できるわけがありません。
また、2010年8月5日発売の新著「会社の外で月10万円稼ぐ!副業・内職入門」でも、「第5章 17種類のお金が人生を変える」と称して、日本絶望論と希望論を紹介しながら、仕事、結婚、病気、老後、投資などを1つ1つ図版付きで解説しています。
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