不況で低迷しているときは景気の影響を受けにくい市場、つまり、内需が安定している食品、医薬品、日用品、鉄道、ライフラインなどにチャンスがあります。
例えば、外出を控えて自宅にいる時間が長くなりますので、ゲーム業界は発展、ネット業界も追い風を受けます。事実、雨が降るほうがネットの売上は上がります。
物も大切に使いますので、修理、リサイクル、メンテナンス業界は伸びますし、大事なことが見えてくる今だからこそ、エコへの関心も高まります。
同じ会社にいれば一生安泰というのは難しい世の中ですので、資格取得のための通信講座や専門学校も人気が集まります。
リストラや倒産が増える反面、優秀な人材を確保したり、企業買収も増え続けるので、その手の分野に特化したビジネスも需要が高いです。消費者金融は法律の規制で厳しいですが、誰かに頼りたい宗教法人は復活することでしょう。
また、不景気では自殺者も増えます。無縁仏の遺物を整理する仕事が忙しかったりするように、葬式業者や病院などの業界も忙しくなります。
しかし、お金がないならレジャー需要が落ちることを予想し、旅行業界は低迷、観光施設も売上減、自動車もガソリンもETCも売れないと考えたとしても、政府が高速道路を1,000円にしてしまえば、需要を抑制するのは寸止めできてしまいます。
実際に市場はそれほど単純なものではありませんし、不況下のマーケットでも躍進する企業も存在します。国内市場は少子高齢化で縮小し続け、海外展開にも乗り出している企業が多いです。
その業界に自分が属するからと言って、安心できないのは認識したいところです。
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