サイトの制作費は膨大なコストがかかります。私も以前に9億円のプロジェクトに参加しましたが、赤字の上に成果が出るまで相当な時間がかかりました。
費用がリスクになるのを回避するために、プロジェクトの質を向上させようとします。優秀な人材、綿密な計画、理想の設計といった具合です。
それでも画期的な費用の削減にはつながりません。そこでレベニューシェアという方法が生まれました。
レベニューとは売上、シェアとは分けることで、売上を分けて開発コストを安くするビジネスモデルです。
例えば、ライター、デザイナー、エンジニア、マーケッター、営業マン、プロモーターなどを他社に通常のコストの20%という破格でやってもらい、その代わり売上の10%を継続的に支払う契約ができます。
今まではページの中のパーツ単位で見積もりがきました。
日本地図のクリッカブルマップ1県あたり1,000円・・・「自分でやるよ!」とも言えず、1ページで十数万円、あんな簡単なページなのに全部で数十万円です。
それでも大企業は財布がゆるいです。戦略を持った費用対効果を算出できる社員、熱意を持って仕事をしている社員が少ないのは悲しいかもしれません。
もし、ただの制作会社を企業のビジネスパートナー的な制作会社にしたらどうなるでしょう。売上の一部が自分のものになるなら、自分の会社ではないサイトでも積極的になるでしょう。
制作会社は単なる作り屋ではなく、コンサルティングから、サイトの仕様決め、運用や効果測定のプランを策定し、実際に開発までを行うようになります。
何よりも細かい値段交渉をしなくても良いのは非常に楽ですし、斬新なアイデアが生まれてやすくなります。
短期的なプロジェクトでは意味がないのですが、売上の増加が読めて、長期で継続できて、キャッシュフローが潤滑なサイトは効果ありです。
ただし、お互いに信頼できる相手ではないといけません。ある程度自由に制作をまかせるわけですから、自社の思考にあわないと駄作が生まれます。逆に制作会社としては「やっぱり、サイトを閉鎖します」と言われた途端に大赤字です。
終了方法を明確にしたり、作り損にならない仕組み、相手にやる気を出してもらう人間関係は考えなくてはいけません。
レベニューシェアには短所もありますが、相性の良いパートナーとは相乗効果が期待できる仕組みです。・・・ツラツラと書きましたが、それでもうまくいかないのがプロジェクトなんです。そもそも、副業のためのサイトを制作するだけでも、予定よりオーバーしてしまう日常です。
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